ルーン文字とラテン文字の変換
使い方
- 本ツールは、ラテン文字をルーン文字に変換したり、変換したルーン文字をもとのラテン文字に戻すツールです。
ラテン文字とは A、B、C、・・・などのことで、日本では単にアルファベットと呼ぶこともありますが、ルーン文字などもアルファベットの一種です。
- ルーン文字は古代の文字で、石碑、古文書などに見られます。
現代では占いのほか、小説、漫画、アニメなど創作物に登場することもあります。
そういった創作物で古代の雰囲気を出したいときなどに本ツールを使うことができます。
魔法や呪文などを単にラテン文字で書くよりは良い雰囲気が出るかもしれません。
- 使い方は、テキストボックスにラテン文字またはルーン文字を入力し、「ルーン文字の種類」と「変換方法」を選択し、[変換]ボタンを押します。
変換できるのはラテン文字 A ~ Z と該当する Unicode のルーン文字だけです。
ラテン文字は大文字・小文字どちらで入力しても同じ結果になります。
- ルーン文字は、ラテン文字 A ~ Z の26文字に相当する文字が足りないものがあり、その場合は他のルーン文字を割り当てています。
また、異なるラテン文字に相当する文字において同じルーン文字を使う場合もあります。
そのため逆変換する場合、正確に元に戻りません。
- 本ツールのゲルマン共通ルーン文字(エルダーフサルク)は、ラテン文字「C」と「K」、および「U」と「V」に相当する文字は同じ文字を使っています。
また「Q」、「X」、「Y」に相当する文字は、アングロサクソンルーンで使われる文字を割り当てました。
- 本ツールのアングロサクソンルーン文字は、ラテン文字「U」と「V」に相当する文字は同じ文字を使っています。
また「Z」に相当する文字は、ゲルマンルーンで使われる文字を割り当てました。
- 本ツールの中世ルーン文字は、ラテン文字「I」と「J」に相当する文字は同じ文字を使っています。
それ以外の文字はユニーク(唯一)なので、逆変換しやすいかもしれません。
- ウルティマオンライン方式は、オンラインゲーム「ウルティマオンライン」で使われているルーン文字で、アングロサクソンルーンが元になっています。
本来は画像データですが、本ツールでは Unicode に定義されている字形が近いルーン文字を割り当てました。
A ~ Z までユニークな文字になっています。
- トールキン方式は、指輪物語で有名なJ・R・R・トールキンが使用していたルーン文字で、これもアングロサクソンルーンが元になっています。
本ツールではラテン文字「I」と「J」、および「U」と「V」に相当する文字は同じ文字を使っています。
また「Q」に相当する文字はルーン文字2文字で「ᚳᚹ」となっています。
- 本ツールのルーン文字は
Runes
などを参考にし、Transliteration(翻字)をもとに該当するラテン文字を割り当てています。
- 本ツールで出力されるルーン文字は画像データではなく、Unicode の文字で表示しています。
閲覧環境によっては文字が表示されません。
私が確認したところでは、Windows 10 は Unicode のすべてのルーン文字が表示できるようです。
iOS(iPhone) は、本ツールでウルティマオンライン方式とトールキン方式で使われているラテン文字「K」に相当する文字が表示できません。
Mac はおそらく iOS と同等と思われます。
Android はバージョン6.0程度の世代ではすべて表示できません。
というわけで本ツールは Windows 10 で使うことをお勧めします。