寸尺丈間町里とメートル換算
使い方
- 本ツールは、昔の長さや距離の単位、寸、尺、丈、間、町、里と、現在一般的なメートルを相互に換算するツールです。
数値を入力後、その単位を選択してください。
計算結果はすべて同じ長さを表します。
- メートルから尺貫法の単位に換算する場合、小数を使わずに表現したものを結果の最終行に表示します。
例えば、170cmは小数を使うと約56.1寸や約5.61尺ですが、これを5尺6寸1分(約151.52cm+約18.18cm+約0.303cm)と表示しています。
寸より下の単位は、分(1/10)、厘(1/100)、毛(1/1000)を使用しています。
0毛未満の数値は表示しません。
表記の途中にある単位がゼロの場合は、分かりやすいように 0 と表示しています。
これに限り、該当単位に満たない場合は四捨五入ではなく切り捨てて下位の単位で計算し、毛より下の値は切り捨てています。
数値が1間以上の場合は、上に間を使ったもの、下に丈を使ったもの(1丈未満は尺で表示)の2種類を表示します。
主に間は土地や距離、丈は物の長さを計る場合に用いられます。
- 尺貫法の基準は国によって異なり、ここでは日本のものを使用しています。
- 日本でも基準がいくつかあり、本ツールでは曲尺と鯨尺を選択できます。
前者の方が一般的に用いられます。
曲尺は 1尺 = 10/33m、鯨尺は 1尺 = 25/66m と定義されていています。
- 間と歩、町と丁は同じで、本ツールではそれぞれ前者で表示しています。
- 昔の長さの単位などは昔の文書や小説などで見かけます。
また、ブラタモリなどの番組でも昔の町の地図の話で1町(約110m)などの言葉が出てきます。
普段何気なく使っている「一寸先は闇」や「一寸たりとも気が抜けない」にあるのも尺貫法の長さです。
一寸は約3cmで、わずかな距離や時間を例えるときにも使います。
「アルプス一万尺」という歌にあるものも長さを表していて、一万尺は約3030mとなります。
このアルプスは日本アルプスのことで3000m級の山々です。
- 身長は概ね5尺台なので、それを省略して寸のみ表記している文章もあるのでご注意下さい。
- 小説や漫画などを創作する際、セリフの中で現代の単位を使わず、あえて昔のものを使うのも味があって良いかもしれません。